Tuesday, 24 January 2017

dance* Matthew Bourne's The Red Shoes (ボーン版 赤い靴|ダンス|ロンドン)


12th January 2017, Sadler's Wells Theatre

The Red Shoes 赤い靴
Choreography by Matthew Bourne, Music by Bernard HarrMann


今年の舞台鑑賞第一弾は、マシュー・ボーンの赤い靴!
制作が発表されてから心待ちにしていました!

My first stage-watching in 2017 was The Red Shoes by Matthew Bourne!!
I was so so looking forward to watching it!


原作は1948年の映画で、アンデルセンの赤い靴をモチーフに、
プリマバレリーナになった女の子が、恋愛とダンスのキャリアのどちらをとるかで苦悩する、というお話。

The base is a film from 1948.
The story is based on Andersen's fairy tale "The Red Shoes".
A girl became a prima ballerina and she is going to be anguished between love and dancing career.


プリマバレリーナのお話なので、マシュー・ボーンだけどもうちょっとトゥシューズで踊るのかと期待したんだけれど...。
そこまでではありませんでした。
見所は劇中劇の赤い靴のシーンと、2幕の現実と舞台「赤い靴」の交錯シーン。
劇中劇はガラッと舞台が変わって絵本の世界の中に入ったような感覚が印象的でした!
他にもマシュー・ボーンの特徴のくすっと笑ってしまいたくなるようなコメディシーンがちらほらあって楽しめました。
ネタばれ感想は下に!

It is a prima ballerina's story, so I expected lots of point shoes dancing, but there was not so much.
The highlights were the ballet "The Red Shoes and the scene crossing the ballet and the reality in Act 2.
Specially, when the ballet started in Act 1, you will feel like you entered the world of a picture book.
And there were lots of Bourne's witty choreography.  I loved that.


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冒頭は椿姫っぽいバレエからスタート。
ヴィクトリアがバレリーナにあこがれるシーンで、白鳥の湖みたいなクラシカルバレエのほうがわかりやすかったかも。
しばらく劇中劇とわからなかった...。
その後も映画に出てきたような有名クラシカルバレエは、レ・シルフィードしか出て来ず。
(わたしはレ・シルフィードをきちんと見た事がないのでオリジナルの振り付けかどうかはわからず...)
でも、映画がバレエ・リュスをモチーフにしていたように、
バレエ・青列車をモチーフにしたようなモンテ・カルロのシーンや、春の祭典や牧神の午後っぽいバレエが出てきたので、
もしかしたら意図してバレエ・リュスのバレエに合わせてるのかもしれません。
冒頭のバレエも何かの作品がモチーフになっているのかも。

今回は正直、ダンスよりも舞台の見せ方が印象深かったです。
舞台には幕枠?みたいなものがあり、それを半転させることで舞台上と客席からの視点をスイッチ。
舞台袖を現したり、場面転換にも使ったり。おもしろかったです。
他にもバレエ「赤い靴」のシーンは、カラフルな舞台から一転して白黒に。
舞台装置も白黒、ダンサーはグレーやモノトーンの衣装で統一して、赤い靴を引き立てました。

ただかなりスタイリッシュになりすぎな感じも?
私はレオニード・マシーンのあの不気味な靴屋はけっこう作品のアイコニック的存在だったので残して欲しかったんだけれど、
ダンディーなスーツのおじ様に。...というかポン引きみたいな感じ?
「赤い靴」は娼婦の象徴という説もあるなど、暗にそういうことを言いたかったのかも。

劇中劇と、2幕の劇中劇との現実の交錯シーン以外はわりと普通で、Swan Lakeほどの印象がないね、と友達とも話した。
まあ、お話がきちんとあるバレエ(ダンス)でSwan Lakeほど印象に残る振付を作るのは難しいだろうけど...。
マシュー・ボーンの作品は、芸術的ダンス作品というよりは、スーザン・ストローマンが「コンタクト」でやったようなエンターテイメントなダンス劇がしっくりくるかな。
そういう意味では、もっとバレエ的な「赤い靴」をロイヤル・バレエで別の振付家で見てみたいなあ。


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