遠い故郷に咲き始めた桜に思いをはせるも、このイギリスの地はまだ寒く、冷たい雨にぬれているので、
このたび偽装IDを使ってカサブランカ経由で暖かい国に亡命することにしました。
これからはイタリア人のサリカと名乗ります。
Hi, it's Mad.
I was thinking of my home country and cherry blossoms far away.
However this English land is still in Winter, it's cold and wet.
I couldn't stand it so that I decided to go to somewhere warm as a refugee through Casablanca with a fake ID.
I will become an Italian called Sarika.
なんてねー。
私の顔でイタリア人ってところでもうすでに怪しいんだけど。
Of course, it's a joke....
How can I be Italian with this oriental face! lol
実はこれ、Future Cinemaのイベント、「カサブランカ」への入場の小道具。
ただの映画イベントではなく、この映画の世界に入ってしまおうというFuture Cinemaのイベント。
今回の「カサブランカ」では、まさにこの映画の舞台となった、リックの経営するカフェ・アメリカンに行ってしまおうという試み。
時代設定ももちろん当時のものなので、
私たち入場者はヨーロッパから戦争を逃れてアメリカへの亡命待ち、という設定なのです。
というわけで、チケットを購入したそのときから、
フェイクのID、 本当のIDを証明する方法、などなど…細かい設定が送られてきてどきどき。
これだけでもわくわくする!
そして当日会場へ。
会場はイベントによって毎回違うっぽいのですが、今回は東ロンドンにあるTroxy Theatre.
でも、会場へは裏から入ります…。
会場へ着くとみんな大行列!
そしてその一人ひとりがちゃんとヴィンテージ風にドレスアップしている…!!
なんて、なんてステキなの!!
私が大興奮したのは言うまでもないでしょう。(笑)
ここはぜひともファッションスナップを撮りたかったところなのですが、
久しぶりに会う友達と一緒だったので一人カメラマンになるわけにも行かず…。
この写真も後ろからですいません。
う~ん、ぜひともこの雰囲気、皆さんに実際に行って味わっていただきたい!
私はというと、もちろん40年代っぽく決めたかったのですが、なんせ寒くて…。
バーグマンのようにスーツにパンプスなんて到底無理な寒さ。
(オサレ魂がないとも言うが…)
夏ならがんばったのにな!
おっ、きっとあれはあの人で…。あれはあの登場人物かな?
イベントには役者の方が完璧なコスプレで参加。
そしてもうカサブランカへの渡航は始まっていたのです!
カサブランカへの渡航には、厳しいモロッコ警察のチェックが。(笑)
他にも面白かったのが、完全な軍服コスプレできた人に、
「君はどこの国の軍人かね?」と司令官に尋ねられるなど…。
他にも、役者さんたちはすでにその役になりきって、
「この宝石を持ってブルーパロットに行け」など、秘密の話をしてきたり…。
並んでいる間も楽しい!
そしてパスポートチェック。
実際はチケットさえ見せればいいので、フェイクIDをプリントアウトし忘れても入れます。(笑)
しかし、ここで笑い事では済まされない出来事が。
私の本当のIDを証明するために、左手の小指に指輪をしなさい、という指令があったのですが、
(これも別にチェックはされない。笑)
小指用の指輪がなかったので、電車を降りる前に結婚指輪を小指にはめかえたのです。
そして会場で並んでるときに友達と合流し、
友達に「あなたのIDチェックの方法って何? 私は小指に指輪をすることなんだー」
と小指を見せたら、
結婚指輪がない!!!
顔面蒼白。
駅から今見せるまで、30分もたってないのに!
それに駅からは寒くて手もポケットに入れていたし…。
会場で写真を撮り始めたとき!? と、必死で会場前を探すもむなしく。
小さな指輪を見つけるなんて到底不可能。
と、半分あきらめつつも、かばんをがさごそ探してみると…!
あった!!
お騒がせしました。
どうやらカメラを取り出すときにかばんの中に落としたようで。
もう絶対サイズの合わない指輪はしない!!
というわけでほっとして会場へ、いや、カサブランカへ。
チケットをチェックすると、バックステージドアからくらーい階段・通路を通り抜けます。
階段には一段一段にキャンドルがともっており、ほかは完全なる闇。
途中まったく見えなかったり。
しかし途中通路がトロピカルっぽいグリーンで飾られていたり。
そしてその向こうにあるドアを開けると…
長くなっちゃったので、続きます!
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ロンドンのセントラルで、ピラティスを教えています。くわしくはこちら。
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