久々のロンドンフラット事情…。
久々だったのは、私がフラット探しに困っていなかったわけですが、
ついに、このフラット事情も購入編!!
いろいろ書きたいこともありましたが、
もう込み入りすぎて、難しすぎて、そしてブルーになりすぎて、
こんなつまんない事書いても誰も面白がらないだろうし、もういいや、と思ったころに、
ついに購入(相方が)、そしてもう、引っ越しました!
イギリスでフラットを購入となると、
それはそれはもう気の遠くなるほど長い作業になる話なので、
かいつまんで申しますと、
フラット探してフラット決めてローン組んで弁護士雇って弁護士がうんたらかんたらやっているのを待ってあっちの弁護士がさらにうんたらかんたらやっているのを待って書類そろえて契約書にサインして鍵もらって、ようやく家にお引越し。
この弁護士ウンたらと書類そろえての間にはさらに2,3人絡んでます。
ちなみに、最後の最後に鍵をもらうまで、本当に購入できるのか安心できません。
で、私たちはこのフラット探しから鍵を手にするまでに、ざっと1年ちょいかかりました。
まあ、これは去年の私の手術と治療があったので、
なかなかスムーズに行かなかったのもあるのですが、
それでも購入を決め手から鍵を入手するまで、3ヶ月。
3ヶ月って、日本だったらその間に新築建っちゃうよ?
でもこれがイギリスでは普通。下手したらもっと時間がかかる人もいるとか。
(とか、文句たらたらに書いてるけど、日本でもそれが普通だったりするのかしら?
買ったことないからわからない…。)
引っ越した先は白い壁と白い床がかわいらしい、とてもきれいなエドワーディアン・ハウス。
ああ!! 夢見たイギリスの古いおうちでの生活!! (しかも庭付き!!)
と、思いきや。
いくらかわいくても、年代ものなだけに、それはそれは大変なことに。
まず、前の家主の出て行った後が、
「何年前に引っ越したの?」もしくは「私たちが引っ越す前に荒らされた?」
って言いたいくらいの荒れ状態。
家具どけるだけなのに!?
白い壁にはなんだかすすのような汚れがいたるところについているし、
リビングの白い床はペンキがはげはげ。
キッチンは「何年使ってないの?」ぐらいの汚さ!!
庭には前の家主が残していったごみが山積み!! (引取りにお金が必要なんだけど!)
見に行ったときはとてもきれい…だったはずなのに。
そして家具のない状態で改めてみる、まっさらな家の真実。
壁と天井はとってもお粗末な壁紙の張り方の上にペンキが塗られていて、
しかも壁紙がはがれかかっているので、これまた全室ペンキ塗り即決定。
キッチンの引き出しはがたがた、
リビングのソケット(電気の差込口)はゆがんでたり、そのまんまコードが壁から出てたり!
相方さんはこれ見て、「この家の内装やったの完璧にアマチュアだね」と落胆。
(私は結構引き出しのずれやソケットのゆがみなど細かいことは平気…。
大雑把なOの血が大量に入ったちょい几帳面なA型。
たいするBの相方は超几帳面。A型なんじゃないの?)
窓も一部を残して全部古い一重の窓なので、二重ガラスの窓に早速工事。
だって寒いんだもん。
うちにはリビングとメインの寝室に暖炉が。
ガスなんですが、憧れの火の暖炉!!
でも寒いの!! つけてないときは煙突から外の空気がビュービューに吹き込むの!!
暖炉つければ、ガス代請求が恐ろしいし…。
(今までガス代込みの家だったので、払ったことがないんです。)
そしたら、窓の工事にはなんとカウンシル(区役所)の許可が必要でさらに170ポンド!!
そして許可を得るのになんと8週間も!!
工事が終わるまでに冬が終わるっつーの。
その出費だけでも寝耳に水の私でしたが、(まあ、言い出したのは私なんだけど…)
バスルームのパイプの関係で急遽また壁を壊すなどの工事が…必要…。
キッチンにも喚起窓がないので、それも急遽必要…。
(喚起窓がないと、温度差で出るの水滴が部屋にたまって壁が傷むのです。)
もう、ほんと…大枚はたいてやっと買った(相方が)家がこれ・・・!?
購入経験者の友達からあれほど「買う前に徹底的に調べろ!!」と口をすっぱくして言われていたのに!!
と、落胆するも、相方はこれらのことは買う前にチェックしてたという。
それでも購入に踏み切ったのは、
「これ以上いい家は僕たちには買えないし。」
そりゃそーだ。
つらつらとデメリットを書き連ねましたが、
実際は部屋の広さもいいし、なんせ庭付きってことで、
狭いおうちが常識の日本から来た私にとっては、
ロンドンでこんな庭付きの家に住めるだけでもありがたいのです。
他にもいろんなところに改良が必要だし、ペンキ塗りも大変だけど、
思い通りの家が作れる、とやりがいを感じています。
今まで住んできた町が「ここはイギリスか、トルコか、バングラディシュか?」
と、問いたくなるようなところばかりだったので、
ご近所にイギリス人がいる、
ヴィクトリアンやエドワーディアンな家が並ぶところに住んでいるのがなんだかとても新鮮!!
ここで新年早々、新しい生活が始まります!
そして、新生活ついでに私も再来週からいよいよ仕事復帰!!
その前に引越しのばたばたから、心を休めるために、ベルリンへ行ってきます!!
憧れのベルリン!! 3年ぶりの未知の国!! 蚤の市ー!!
かわいいドイツ雑貨を新居のためにがっつり買ってこようと思います。
そしてもうひとつ新しいことが。
以前からお伝えしていた、ピラティスのグループレッスンがセントラルで9日から始まります。
少人数、完全予約制です。
詳細は明日発表します!
励みになるのでクリックお願いします!Thank you for reading! Click here for the rankings! ↓


Pickでは私が見つけたお勧め&かわいいものや、日々の一こまを切り取って。
ロンドンフラット事情#11~フラット購入編!引っ越しました。
Thursday, 26 January 2012
久々のロンドンフラット事情…。
久々だったのは、私がフラット探しに困っていなかったわけですが、
ついに、このフラット事情も購入編!!
いろいろ書きたいこともありましたが、
もう込み入りすぎて、難しすぎて、そしてブルーになりすぎて、
こんなつまんない事書いても誰も面白がらないだろうし、もういいや、と思ったころに、
ついに購入(相方が)、そしてもう、引っ越しました!
イギリスでフラットを購入となると、
それはそれはもう気の遠くなるほど長い作業になる話なので、
かいつまんで申しますと、
フラット探してフラット決めてローン組んで弁護士雇って弁護士がうんたらかんたらやっているのを待ってあっちの弁護士がさらにうんたらかんたらやっているのを待って書類そろえて契約書にサインして鍵もらって、ようやく家にお引越し。
この弁護士ウンたらと書類そろえての間にはさらに2,3人絡んでます。
ちなみに、最後の最後に鍵をもらうまで、本当に購入できるのか安心できません。
で、私たちはこのフラット探しから鍵を手にするまでに、ざっと1年ちょいかかりました。
まあ、これは去年の私の手術と治療があったので、
なかなかスムーズに行かなかったのもあるのですが、
それでも購入を決め手から鍵を入手するまで、3ヶ月。
3ヶ月って、日本だったらその間に新築建っちゃうよ?
でもこれがイギリスでは普通。下手したらもっと時間がかかる人もいるとか。
(とか、文句たらたらに書いてるけど、日本でもそれが普通だったりするのかしら?
買ったことないからわからない…。)
引っ越した先は白い壁と白い床がかわいらしい、とてもきれいなエドワーディアン・ハウス。
ああ!! 夢見たイギリスの古いおうちでの生活!! (しかも庭付き!!)
と、思いきや。
いくらかわいくても、年代ものなだけに、それはそれは大変なことに。
まず、前の家主の出て行った後が、
「何年前に引っ越したの?」もしくは「私たちが引っ越す前に荒らされた?」
って言いたいくらいの荒れ状態。
家具どけるだけなのに!?
白い壁にはなんだかすすのような汚れがいたるところについているし、
リビングの白い床はペンキがはげはげ。
キッチンは「何年使ってないの?」ぐらいの汚さ!!
庭には前の家主が残していったごみが山積み!! (引取りにお金が必要なんだけど!)
見に行ったときはとてもきれい…だったはずなのに。
そして家具のない状態で改めてみる、まっさらな家の真実。
壁と天井はとってもお粗末な壁紙の張り方の上にペンキが塗られていて、
しかも壁紙がはがれかかっているので、これまた全室ペンキ塗り即決定。
キッチンの引き出しはがたがた、
リビングのソケット(電気の差込口)はゆがんでたり、そのまんまコードが壁から出てたり!
相方さんはこれ見て、「この家の内装やったの完璧にアマチュアだね」と落胆。
(私は結構引き出しのずれやソケットのゆがみなど細かいことは平気…。
大雑把なOの血が大量に入ったちょい几帳面なA型。
たいするBの相方は超几帳面。A型なんじゃないの?)
窓も一部を残して全部古い一重の窓なので、二重ガラスの窓に早速工事。
だって寒いんだもん。
うちにはリビングとメインの寝室に暖炉が。
ガスなんですが、憧れの火の暖炉!!
でも寒いの!! つけてないときは煙突から外の空気がビュービューに吹き込むの!!
暖炉つければ、ガス代請求が恐ろしいし…。
(今までガス代込みの家だったので、払ったことがないんです。)
そしたら、窓の工事にはなんとカウンシル(区役所)の許可が必要でさらに170ポンド!!
そして許可を得るのになんと8週間も!!
工事が終わるまでに冬が終わるっつーの。
その出費だけでも寝耳に水の私でしたが、(まあ、言い出したのは私なんだけど…)
バスルームのパイプの関係で急遽また壁を壊すなどの工事が…必要…。
キッチンにも喚起窓がないので、それも急遽必要…。
(喚起窓がないと、温度差で出るの水滴が部屋にたまって壁が傷むのです。)
もう、ほんと…大枚はたいてやっと買った(相方が)家がこれ・・・!?
購入経験者の友達からあれほど「買う前に徹底的に調べろ!!」と口をすっぱくして言われていたのに!!
と、落胆するも、相方はこれらのことは買う前にチェックしてたという。
それでも購入に踏み切ったのは、
「これ以上いい家は僕たちには買えないし。」
そりゃそーだ。
つらつらとデメリットを書き連ねましたが、
実際は部屋の広さもいいし、なんせ庭付きってことで、
狭いおうちが常識の日本から来た私にとっては、
ロンドンでこんな庭付きの家に住めるだけでもありがたいのです。
他にもいろんなところに改良が必要だし、ペンキ塗りも大変だけど、
思い通りの家が作れる、とやりがいを感じています。
今まで住んできた町が「ここはイギリスか、トルコか、バングラディシュか?」
と、問いたくなるようなところばかりだったので、
ご近所にイギリス人がいる、
ヴィクトリアンやエドワーディアンな家が並ぶところに住んでいるのがなんだかとても新鮮!!
ここで新年早々、新しい生活が始まります!
そして、新生活ついでに私も再来週からいよいよ仕事復帰!!
その前に引越しのばたばたから、心を休めるために、ベルリンへ行ってきます!!
憧れのベルリン!! 3年ぶりの未知の国!! 蚤の市ー!!
かわいいドイツ雑貨を新居のためにがっつり買ってこようと思います。
そしてもうひとつ新しいことが。
以前からお伝えしていた、ピラティスのグループレッスンがセントラルで9日から始まります。
少人数、完全予約制です。
詳細は明日発表します!
励みになるのでクリックお願いします!Thank you for reading! Click here for the rankings! ↓


Pickでは私が見つけたお勧め&かわいいものや、日々の一こまを切り取って。